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「ユニバーサル ミュージック」に関する雑学

今回はユニバーサル ミュージックに寄せられる素朴な疑問の中から、特によく聞かれる内容についてお答えしていきます。知っているようで知らない!?私たちの会社に関する雑学をご紹介します。

会社名について

まずは社名にもある「ユニバーサル」の意味について。ユニバーサル ミュージックのロゴには地球のマークが入っているため「宇宙の」と解釈されることもあるのですが、ここでは「普遍的な」の意味で使用しています。つまり会社名に「音楽は普遍的なものである」という思いが込められています。

「ユニバーサル」という言葉から有名テーマパークや映画会社などが思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、これらの名前に「ユニバーサル」がつく企業と資本関係などはありません。

日本のユニバーサル ミュージックのグループ会社は「ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング合同会社」「ユニバーサル ミュージック アーティスツ合同会社」「株式会社 オフィスオーガスタ」「DRC合同会社」の4社で、全て音楽関連事業を手掛けています。(2024年現在)

UNIVERSAL MUSIC GROUPとの関係性

会社の正式名称は「ユニバーサル ミュージック合同会社」(UNIVERSAL MUSIC LLC)といい、世界でも最大規模の音楽会社であるユニバーサル ミュージック グループ(UMG)の日本法人です。

普段は正式名称ではなく、「ユニバーサル ミュージック」と短縮して呼ばれることが多いかもしれません。書く際には「ユニバーサル ミュージック」と間に半角を入れるのが正式表記となっています。最も短縮するときはUMと書くこともあります。
各国にオフィスがあるため、他国のオフィスと区別する場合にユニバーサル ミュージック ジャパンやUMJと書くこともあります。

ユニバーサル ミュージック グループはアメリカのロサンゼルスに本社を置いています。19世紀末に設立された最古のクラシックレーベルであるドイツ・グラモフォンを源流にもち、現在は世界に60以上の拠点があります。2021年にはオランダのユーロネクスト・アムステルダムに上場し株式公開企業となりました。

▼参考記事

レコード会社?マネージメント?音楽会社?

ユニバーサル ミュージックは自社を「音楽会社」と定義しています。

そもそも音楽業界には、レコード会社、マネージメント(アーティスト事務所)、ライブ/イベント会社、音楽出版社など様々な会社があります。
簡単に説明すると、レコード会社はアーティストと一緒に音楽を作り、作品を届けることが主な仕事です。 事務所は長期的な活躍を目指したアーティストのキャリア形成のほか、ファンクラブ、メディアや広告のキャスティング、ライブ、グッズ販売、SNSなどを手掛けます。 ライブ/イベント会社はライブやイベントの制作を、音楽出版社は楽曲の権利を管理しています。

ただ、近年ではこれらの境界が曖昧になりつつあります。例えば、レコード会社がライブを開催したり、グッズの制作・販売、マネージメントを手掛けたり。音楽だけでなくアニメやゲーム事業などに取り組んでいる会社もあります。
最近は音楽だけでなく、もっと大枠の定義を用いてエンターテイメント企業などと称することも増えてきました。

ユニバーサル ミュージックも様々な事業を手掛けています。音楽制作はもちろん、アーティストマネージメント、ライブ・イベント、グッズ制作・販売など、アーティストに最適なサポートを提供するためにワンストップで展開しています。
どの事業においても常に「音楽」が中心にあると考えているため、ユニバーサル ミュージックでは自社を「音楽会社」と定義づけています。
これら全てがアーティストの活動を支え、多くの方に愛される楽曲を届けるための取り組みです。

ユニバーサル ミュージックという会社については以下のマガジンでもご紹介しています。会社の歴史や事業内容についてより詳しく取り上げているので、よろしければこちらもご覧ください。