新年のご挨拶にあたり、1月1日に起きた能登半島地震により亡くなられた皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ようやくコロナ禍での制約が終息し、エンタテインメントが再び日常生活に戻ってまいりました。音楽業界でもコンサートやフェスが再開され、アーティストやファンが同じ空間を共有する機会が復活してまいりました。

ユニバーサル ミュージックからも多くの作品をお届けすることができましたが、昨年は作品が国内のみならず、国境を越えてファンの方々に届いて行くのを特に実感した一年でした。

音楽ファンの皆様、アーティストをはじめ作品づくりに携わられた皆様に改めて心より感謝申し上げます。その一方で、悲しいことに昨年は偉大なアーティスト、クリエイターの訃報が相次ぎました。彼らの遺してくれた多くの楽曲を大切な財産として、次の世代に伝えていくことも私たち音楽会社の担う重要な役割だということを強く感じています。

音楽ビジネスは転換期にあり、新たな技術やアプローチを取り入れた進化が必要な時期でもあります。当社も昨年から「UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKU」の新規オープンなどの取り組みをスタートし、アーティストの夢や思いを形にしてファンの皆様に届けるサービスの拡充に努めています。

今年もアーティストと音楽を中心に新たな挑戦も続けながら、世界中の皆様に向けて感動をお届けしてまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。