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名曲を未来につなぐ取り組み

毎日のように世界中でリリースされる新曲たち。その一方で、アーティストはもちろん、音楽会社は名曲を次世代に伝えていくことも大切にしています。
私たち音楽会社ではこれまでに発表されてきた沢山の楽曲にどう向き合っているのか。その活動についてご紹介します。

楽曲に光を当てる

長い歴史を持つユニバーサル ミュージックでは、名曲の数々を次世代に伝えていくことも大切にしています。時代を超えて聴き続けられている数々の楽曲と音楽リスナーが出会う機会をいろいろな手段で生み出してきました。

新たな楽曲との出会いはリスナーにとっての新たな発見であり、アーティストにとっても大きなメリットでもあります。作品を長く多くの人に聴いてもらえばもらえるほど、アーティストがより長期にわたって活動するためのサポートにつながるからです。そして、現在活動していなかったり、楽曲の発売当時にリアルタイムで聴いていなくても、多くの方に知っていただいている数々の作品があります。その素晴らしさを後世に伝え続けることが新しいファンを増やし、音楽文化の継承、発展につながります。

ストリーミング時代、音楽ライフがより豊かに

音楽ストリーミングサービスは、私たちの音楽との関わりを大きく変えました。みなさんもCDなどで音楽を聴いていた時代と比べると、スマホやPCに表示されるおすすめのプレイリストなどを通して、時代に関わらずこれまで知らなかった楽曲やアーティストに出会う機会が増えているのではないでしょうか。世界的には音楽ストリーミングサービスの利用者が多く、新曲以外の楽曲の再生も増加傾向にあるそうです。

楽曲に新たな価値を見つけてもらう

世界でも最大規模の音楽会社であるユニバーサル ミュージックには、300万曲を超える楽曲レパートリーという大切な資産があります。クラシックやジャズの名曲、レジェンドアーティストたちの楽曲をリスナーに伝えていく責任をしっかり果たさなければなりません。音楽会社としてアーティストのサステナブルなキャリアをサポートする上でも重要な仕事です。社内には、リリースから一定の時間の経過した作品を扱う専門の部署があり、さまざまな取り組みを進めています。

例えば、「クリスマス」や季節のテーマ、「ドラマ主題歌」などある一定のコンセプトの楽曲で構成・収録されたコンピレーション・アルバムの制作や、過去の作品の音源を現在の最新の技術を使ってリマスターし音質をアップグレードした作品などさまざまなテーマやニーズにあわせた楽曲を届けるための取り組みをしています。また、アーティストのアニバーサリーイヤーや新譜が出るタイミングで、音楽ストリーミングサービスでプレイリストのキュレーションの作成や提案、マスメディアへのプロモーション活動などを展開しています。

音楽は未来永劫残ります。初めて出会った楽曲は、その人にとっては新譜です。楽曲と人々の新たな出会いを創出すべく、ユニバーサル ミュージックの挑戦は続きます。

名曲を未来につなぐ取り組みの具体的な事例も別の機会に紹介していきます。ぜひお楽しみに。