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ユニバーサル ミュージック オフィスツアー 「音楽がある風景」と「働きやすさ」を追求。

今回はユニバーサル ミュージックのオフィス内部を紹介します。

2018年9月にユニバーサル ミュージックの本社は東京の青山から原宿に移転しました。

原宿という立地が選ばれた理由は、日本の代表的なカルチャーの発信地のひとつであること、この場所がたくさんの作品・アーティストの発信地になるように、という願いもこめられています。

オフィスのデザインは、海外のユニバーサル ミュージックのオフィスと同じ建築事務所が手掛けています。

窓の外に広がる東京の景色も自慢のひとつです!

たくさんの音楽作品が一目瞭然!

受付を入るとまず目に入る長い廊下には数々の音楽作品のジャケット写真が沢山!

フロアが17Fにあること、社員から募集した17歳の頃によく聞いていた作品がディスプレイされているので17 Wall (イイナ・ウォール)と名前が付けられています。

来社したゲストの皆さんと一緒にウォールの作品を見ながら談笑しているのが日常風景です。

17 Wallがある廊下。沢山のジャケットが並んでいます
廊下からの一枚。天気が良いと富士山も見えます。ここから見る夕日は本当に綺麗です!

社内には「Cafe 17(カフェイイナ)というスペースもあります。

休憩する人、打ち合わせをする人、アーティストがコーヒーを飲んでいたりすることもあり、びっくりすることも。

コロナ禍以前はランチタイムにビュッフェサービスもあり、アーティストを交えた試聴会や、DJブースを設けた全社の忘年会など、社内イベントも催されていました。

カフェのオリジナルキャラクターはイラストレーターの長場雄(ながばゆう)さんによるデザイン
オリジナルのコップやお皿も
カフェの隣には大きな会議室。パーティションを動かし、イベントスペースとしても利用

3つのオフィスコンセプト ―Music Everyone & Everywhere / Workstyle Diversity/ Home for Music People

オフィスのコンセプトは3つ。

Music everyone & Everywhere
どこでも、だれでも音楽にアクセス

Workstyle Diversity
ワークスタイルの多様性

Home for Music People
社員/アーティスト/お客様にとってのHome

フリーアドレスを採用、その日の業務の内容や気分などで仕事の場所を選ぶことができます。会議室の名前もフロアごとに食べ物や惑星などテーマごとに名付けられていて、Nirvana(ニルヴァーナ)、The Beatles(ビートルズ)など所縁のあるアーティストの名前がついているフロアもあります。これも音楽会社ならではかもしれません。

レイアウトやデザインも音楽が日常的にあることはもちろん、社員や訪れる人が快適に過ごせることを追求しました。

オープンスペースのデスク。どの席に座ってもOK
一人で集中したい時は囲いのあるデスク
各所に丸テーブルがあり打ち合わせや作業などにも便利
集中ブース兼リスニングブース。アナログレコードプレイヤーなど各種再生機器が置いてあり音源や映像のチェックも
窓際のカウンター席からは原宿の街が眼下に!六本木ヒルズや東京タワーも見えます
夜景も綺麗です。夏は神宮球場の花火、冬は窓の下に表参道のイルミネーションが
こちらは会議室「カーペンターズ」
カーペンターズの中にはリチャード・カーペンターのサイン。来日の際に本人が書いてくれました!
会議室「ザ・ローリング・ストーンズ」の隣にはアーティストロゴをモチーフにしたソファー。世界限定100台のシリアルナンバー0番です
世界の著名なライブ会場やコンサートホールも会議室の名前に
レーベルウォールは、フロアごとにユニバーサル ミュージックのアーティスト写真やレーベルのロゴなどがあしらわれています
レジェンドアーティストがたくさん。長い音楽の歴史を感じます

インタビュー用のスペース、アーティストルームとスタジオ

音楽会社ならではかもしれませんが、アーティスト用の取材スペースやスタジオなどもあります。
作品に関する取材を受けたり、打ち合わせをしたり、最近は動画配信をしたりもします。

部屋ごとにインテリアを含めてテイストを変えており、アーティストのイメージや取材内容に合わせて部屋を選べるようになっています。

それぞれ専用のドレッシングルームもあり、衣装の着替えやメイクなども移動の必要がありません。

アーティストフロアには専用の入口が
廊下の壁一面のペインティング作品。オフィスにはアート作品がたくさん。作品の紹介もいずれまた改めて
アーティストフロアの待合スペース
レトロなゲーム機が置いてあるのもちょっとした遊び心
グランドピアノがあるアーティストルームもあります。取材で実際に弾くアーティストもいるとか?!
鮮やかな赤が印象的なアーティストルーム。本などの小物も充実
各スタジオには専任のエンジニアが。最新のDolby Atmosにも対応
スタジオ内の休憩スペース。レコーディングの合間にアーティストが打ち合わせしたりもしています

いかがでしたでしょうか?

今はリモートワークがメインで、オフィス内の人口も少なめ。

オフィス内はコミュニケーションを通して訪れる人たちを含めて創造力が高められるような環境になっています。

オフィスに人が大勢安心して集まれること、同じ空間で作品を楽しめるようになることがコロナ後の楽しみのひとつかもしれませんね。

働き方や会社の方針によって、職場も変わってきています。働いている私たちも今後が楽しみです。