見出し画像

音楽会社でのウェル・ビーイングの取り組み

今日はユニバーサル ミュージックでの「ウェル・ビーイング(Well-being)」の取り組みについてのお話です。

ウェル・ビーイングとは

「ウェル・ビーイング」を調べてみると、「心身ともに、さらに社会的にも健康な状態をさし、満足した生活を送れる状態にあること」として世界保健機関(WHO)憲章などでも定義されているようです。*

ユニバーサル ミュージックでも近年、社員向けにウェル・ビーイングを意識した取り組みを進めてきました。

オフィスや働き方などインフラ面での整備は以前、紹介しましたが、「心身を健康的な状態」を保つための施策など人事部が中心になって取り組んでいます。

ユニバーサル ミュージックのウェル・ビーイング

不規則でハードワーク・・・というイメージがある音楽会社の仕事ですが、今回、ユニバーサル ミュージック社内で実施されている「Well-being Week」の取み組みをご紹介したいと思います。

社員に改めて体も心も健康でいることの大切さを理解してもらう機会として全社で展開されたイベントです。

もともとはユニバーサル ミュージック グループがグローバルの取り組みとして「Mental Health Awareness Week(メンタルヘルス・アウェアネス週間)」と題し、ストレスマネジメントや仕事中にできるマッサージ、栄養学など1週間の間に1時間程度好きなコースを選んで参加できるワークショップを開催していました。

UNIVERSAL MUSIC UKのMental Health Awareness Weekのチラシ

日本でも2019年に試験的に実施、コロナ禍前だったこともあったのですが、オフィス内のカフェテリアでのベジタリアン・ランチメニューの提供や、マインドフルネス、健康増進セミナー、会議室での出張ピラティス教室など1回1時間程度のワークショップなどが1週間の期間で開催されました。
社員は業務の合間を縫って、興味のある講座に参加していました。

その後、2020年はコロナ禍真っ只中ということもあり、「在宅勤務中の心身ケア」をテーマとして、自宅エクササイズや心身ケアのコツ等のYouTubeコンテンツご紹介のみとなりましたが、2021年はオンライン形式で「Well-being Week」を開催。

リモートワーク中のストレス解消法やスポーツインストラクターによる運動不足解消の方法、専門家からの入浴法セミナーなどコロナ禍での在宅勤務の社員が多かったため、少しイレギュラーな内容での開催となりましたが2日間で250名以上が参加しました。

2022 Well-being Week

今年も6月末~7月にかけて「Well-being Week」が実施され、コロナ禍3年目となった今年はワークショップの内容もさらに充実!

「健康の日」「スキル習得の日」「バーチャル旅行の日」とテーマを設けて、オーラルケア講座、ストレス対処の方法、資産形成セミナー(株式投資やNISAなど金融商品の概要紹介)、医学博士によるお勧め温泉地の紹介、現地からの生配信で実施されたアフリカへのオンラインバーチャル旅行など趣向をこらしたさまざまなオンラインイベントが開催され、4日間で約300人が参加しました。

ユニバーサル ミュージックの2022 Well-being Weekのプログラム

なんといっても今年のハイライトは初日のトークセッション!
UM所属のサッカー日本代表キャプテン・吉田麻也さんと当社・社長の藤倉が「心も体もWell-beingでいるためには?」をテーマにしたオンライントークを行いました。

吉田選手のお話は社員以外の方にもとても参考になるお話がたくさんありました。詳細の内容は以下の記事よりよろしければご覧ください。

吉田選手と藤倉社長のトークセッションの社内宣伝パネル。 チラシなど含め社内プロモーション資料は全て人事の手作り。気合入っています!


*健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあることをいいます(日本WHO協会:訳)

https://japan-who.or.jp/