19世紀末発祥、拠点数は各国に60以上。世界最大規模の音楽会社「ユニバーサル ミュージック」とは?
UNIVERSAL MUSIC GROUP(以後UMG)は世界60以上の国と地域に拠点をもち、300万曲超の楽曲レパートリーを管理する世界でも最大規模の音楽会社です。
19世紀末に設立されたドイツ・グラモフォンを源流として規模を拡大し、1996年にUNIVERSAL MUSIC GROUPとなりました。
この長い歴史については、またの機会にここでご紹介したいと思っています。
本社はアメリカ・ロサンゼルスにあり、世界中の拠点でアーティストとともに音楽作品を企画・制作するとともに、関連事業を展開しています。
私たちユニバーサル ミュージックはこのロサンゼルスに拠点を持つUMGの日本法人ということになります。
日本では1990年にポリグラム株式会社として創立されました。
現在のオフィスは東京・原宿にあります。
オフィスに興味ある方はよろしければこちらをご覧ください。
ポップスからクラシック、音楽作品のジャンルも様々
UMGはクラシック作品からポップミュージック、ジャズ、民族音楽など幅広いジャンルの作品を、世界中の拠点から届けています。アーティストの国籍や時代を超えて愛される作品も数多く取り扱っています。
私たちユニバーサル ミュージックも邦楽・洋楽たくさんのレーベルを通してたくさんの作品を日本に届けてきました。
レーベルはお店やアパレルのブランド名のようなものなのですが、普段それほど音楽を聴かれない方でもBlue Noteや Def Jam Recordings、EMI、Capitol、Motownなど、なんとなく聞いたことがある方もいるかもしれません。
それ以外にも落語や民謡、浪曲、学校の授業で使用される童謡など作品のジャンルも様々。
皆さんが一度は聞いたことがあるあの楽曲もユニバーサル ミュージックのアーティストの作品かもしれません。
音楽会社の仕事ってどんなこと ?
音楽会社の仕事は、音源の制作/宣伝/販売と関連事業の展開、などと言うことが多いのですが、その本質は、アーティストやその周りで活動を支えるマネジメント(所属事務所)とのコミュニケーションを通して、創作活動を支え、国や時代を超えて愛される楽曲を広く届けることだと考えています。
まずはライブハウスなどリアルな場、インターネットなどから才能あるアーティストやアーティストの原石を発掘すること。
そして、アーティストの創作活動をコミュニケーションやアイデア、技術面、マーケティングの面など様々な側面からサポート、一緒に作品を生み出します。
作品の完成が近づくと、テレビやラジオなどマスメディアやSNSなどのインターネット、ライブやイベントなどリアルな場、楽曲を聞いてもらったり、アーティストについて知ってもらうためプロモーション活動も行います。
作品をCDやアナログ盤、ストリーミングサービスやYouTubeなど楽しみ方に応じて日本、世界中に流通させるお手伝いをします。
更には、今やライブなどには欠かせないアーティストのグッズの制作、ファンクラブ運営、映像作品制作などもお手伝いしています。
楽譜で音楽を楽しむ時代から、アナログレコード、ストリーミングサービスに至るまで、音楽の楽しみ方は時代と共に変わり、私たち音楽会社の仕事も変わり続けています。
ただ、変わらないこともあります。それは、「才能を発掘し、届ける」ということです。
音楽という言葉が表す通り、音楽の楽しさ、その喜びがみんなのものになるように、アーティストと世界中の音楽ファンを繋げるお手伝いをすることが、この先も変わらない私たちのミッションです。
事業内容をさらに知りたい方は、当社の事業紹介ページをご覧になってみてください。
ユニバーサル ミュージックで働いている社員のインタビューをtalentbookというサイトに掲載しています。
もし具体的なお仕事内容に興味があればぜひご覧になってみてください。