ユニバーサル ミュージックの公式noteを開設して約2年が経ちました。今回はこれまでと趣向を変えてXで質問を募集してみました。

質問をお寄せいただいた皆さんありがとうございました！その中からいくつかの質問にこちらの記事で回答します。
※個別のアーティストや商品、他社様の提供サービスについてなど、一部の質問には回答できませんでした。ご了承ください。

新卒採用や中途採用を問わず選考過程において学生時代の専攻などは特に重視していません。また、音楽の知識や経験が必須というわけでもありません。ユニバーサル ミュージックの強みのひとつは様々なバックグラウンドや個性を持つ社員が活躍できる環境だと考えています。ご自身が好きなこと、夢中になれることを大事にして学生生活を過ごしてください。採用に関して皆さんからよくいただく質問を集めた記事をnoteに掲載しています。

アーティストを支える業務はたくさんありますが、今回はその中でも主な業務として3つご紹介します。

「制作」：A&R（アーティスト＆レパートリー）と呼ばれることもありますが、楽曲やそれに関わるクリエイティブ面で制作をサポートします。アーティストの発掘から楽曲の制作、MVなど楽曲に纏わるクリエイティブ全般の制作、宣伝など全体を管理する業務です。日頃からアーティストとのコミュニケーションを通してサポートします。

「宣伝」：楽曲を広く聴いてもらうための施策を企画・実行します。MP（マーケティングプランナー）などが宣伝施策を企画・検討し、宣伝担当は施策にそってメディアとの窓口として交渉などを行います。例えばテレビ番組やラジオ、WEB、紙などへのアーティスト出演の調整や準備、SNSなどWEBでのプロモーションなどに取り組みます。

「販促」：商品の販売戦略を担います。店舗やECショップでの販売、握手会や購入者限定ライブなどの販促イベントの企画や運営など音楽シーンが日々変化するなかで、作品を届けるために様々な取り組みを行っています。

今回紹介した内容以外にもたくさんの業務でアーティストの作品制作をサポートしています。ご興味のある方、ぜひ下記のマガジンもご覧ください。

音楽会社には様々な「営業」活動がありますが、ご質問はメディア向けの「営業」ということでお答えしますね。ユニバーサル ミュージックでは宣伝やプロモーション業務と呼ぶことが多いのですが、作品やアーティストの魅力を広く知っていただけるようリリース日に向けてアーティストの出演・パフォーマンスなどを含めてメディア向けに様々な企画の提案やコラボレーションの実現に向けた調整などを行います。最近は発表から時間が経っている作品がSNSで話題になることもありますが、その際にはメディアで取り上げてもらえるようデータなどを提供することもあります。
テレビ、ラジオ、雑誌、WEBなど様々なメディアがありますがアーティストや作品の意図を伝えるための資料として映像や写真、伝えたいポイントなど情報をまとめてメディアの担当者に向けて説明します。話題性や内容などのほか担当者同士のコミュニケーションや信頼関係の積み重ねが大事な業務です。

業務中に音楽を聴くこともできるので、各自が思い思いの方法で音楽を聴いています。スマホやPCでサブスクリプションサービスで音楽を聴いている人、ラジオを聴いている人もいます。オフィス内が固定席の頃は自身の机に高価なスピーカーやアンプ並べてオーディオ部屋のようにしている方もいました。音楽の聴き方、探し方、そして聴いているジャンルも人によって様々です。
ユニバーサル ミュージックの新譜などを全社員がチェックしやすいよう社内向けにプレイリストを毎週配布しています。また、社内の随所にデジタルサイネージがあり、所属アーティストのMVなどが流れています。オフィスビル2階の明治通りから見えるディスプレイでも同じ映像がご覧いただけます。

日本のユニバーサル ミュージックのオフィスは原宿の竹下通り沿いのビルにあります。「Music Everyone & Everywhere / Workstyle Diversity/ Home for Music People」という3つのコンセプトを元に海外のUMGオフィスや数々の有名企業を手掛けたGenslerという建築設計事務所がデザインを手掛けたオフィスです。内装はもちろん、原宿の街と明治神宮の森を見渡せる眺望は都内でも珍しいのではないかと思います。オフィスツアーの記事もnoteに掲載していますのでこちらもご覧ください。

いかがでしたでしょうか。
ご質問くださった皆さん、ありがとうございました！少しでも役に立つ内容になったのであれば幸いです。これからもユニバーサル ミュージックの公式noteをよろしくお願いいたします。また不定期で質問募集をしていきますので、その際にはぜひお気軽に質問をお寄せください。